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「小学生の子どもが不登校になった理由がわからない」「不登校の子どもへの対応方法が知りたい」と悩んでいませんか。

子どもの気持ちがわからず、困っている方は多いでしょう。

不登校のきっかけはさまざまですが、子どもに寄り添って対応することが大切です。

ここでは、不登校になった子どもの割合を紹介するとともに、不登校の主なきっかけや要因、保護者ができる対応、保護者が避けたい対応などを解説しています。

子どもの不登校について、理解を深めたい方は参考にしてください。

 

令和5年度の小学生の不登校

ここでは、不登校の定義と小学生における不登校児童の割合を解説します。

 

不登校とは

文部科学省は、不登校児童生徒を次のように定義しています。

何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により登校しないあるいはしたくてもできない状態にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの

出典:文部科学省「不登校の現状に関する認識」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/03070701/002.pdf

不登校は、誰にでも起こりえます。

不登校だけで「問題行動」と捉えないことが大切です。

 

小学生の不登校児童の割合

文部科学省が発表した資料によると、令和5年度における小学校の不登校児童生徒数は130,370人で、1,000人あたり21.4人に相当します。

つまり、不登校児童の割合は2.14%と考えられます。

令和元年からの推移を以下に紹介します。

  令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
不登校児童生徒数 53,350人 63,350人 81,498人 105,112人 130,370人
1,000人あたりの不登校児童生徒数 8.3人 10.0人 13.0人 17.0人 21.4人

不登校児童数は、11年連続で増加しています。

令和5年度の不登校児童数は過去最多です。

どのようなきっかけで、不登校になる子どもが多いのでしょうか。

出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf

 

小学生が不登校になる原因

小学生が不登校になる主な理由として以下の点があげられます。

 

環境の変化

不登校になった小学生のうち、3.3%(4,288人)が『転編入学や進級時の不適応による相談があった』とされ、9.3%が『家庭生活の変化に関する相談があった』と報告されています。

出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf

また、不登校児童生徒のうち、24.9%が「学級編成等の問題」、9.3%が「家庭の生活環境の急激な変化」が不登校のきっかけになったと回答しています。

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf

環境の変化は、不登校の原因になり得ます。

 

親から離れる不安

保護者から離れることに強い恐怖や不安を抱く子どももいます。

恐怖や不安が強いと行動できなくなったり、泣き出したりして、不登校の原因となることがあります。

小学低学年に多い理由ですが、近年になって小学高学年で増えている点も見逃せません。

保護者が付き添うと、登校できることがあります。

 

いじめなどの人間関係

いじめをはじめとする人間関係のトラブルも不登校の主な理由です。

文部科学省の資料によれば、不登校児童のうち『いじめ被害の相談があった』割合は1.8%(2,350人)、『友人関係の問題に関する相談があった』割合は11.5%(14,951人)です。

出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf

また、不登校児童生徒のうち26.2%が「いじめ被害」、2.2%が「いじめ加害」、24.8%が「いじめ以外の友人関係のトラブル」が、不登校のきっかけになったと回答しています。

なお、『いじめ被害』が不登校のきっかけと認識している教師の割合は4.2%にとどまっています。

不登校の理由を教師が正しく把握していないことも考えられます。

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf

 

学校での嫌なことや苦手なことがある

子どもが嫌だと感じることや苦手なことも、不登校の原因になる可能性があります。

参考に、不登校児童生徒が回答した不登校のきっかけを紹介します。

不登校になったきっかけ要因 割合
制服、給食、行事などへの不適応 38.6%
教職員とのトラブル、叱責等 16.7%

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf

不登校の理由は子どもによって異なり、些細なことも原因となる場合があります。

 

勉強についていけなくなった

勉強についていけなくなることも、子どもが不登校になる理由のひとつです。

わからないことが増えると、学校で授業を受けることが辛くなってしまいます。

文部科学省の資料では、不登校児童のうち47.0%が『学業の不振』、37.9%が『成績の低下』、50.0%が『宿題ができていないこと』を不登校のきっかけとして挙げています。

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf

不登校児童の14.7%に『学業の不振や頻繁な宿題の未提出が見られた』ことも重要な点です。

出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf

勉強も不登校の主な理由といえるでしょう。

 

学校に行く意味を見いだせない

学校に通う意義を見いだせず、不登校になる子どももいます。

具体的な理由は、さまざまです。

例えば、『授業が簡単すぎる(7.2%)』や『友達と関わる機会が少ない(19.9%)』といった理由が挙げられます(いずれも不登校児童生徒が回答した割合)。

周囲の大人が不登校の理由を把握するのは難しい場合もあるでしょう。

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf

 

昼夜逆転生活などの生活の乱れ

生活の乱れも不登校になる理由のひとつです。

具体的には、以下のきっかけがあげられます。

不登校児童生徒が考えるきっかけ要因 割合
居眠り、朝起きられない、夜眠れない 70.3%
ゲーム・スマホへの依存、依存傾向 42.3%
あそび、非行 30.3%

出典:文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究報告書」
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_02.pdf

昼夜逆転の生活は、不登校の主なきっかけとされています。

不登校児童生徒の24.3%(31,937人)は『生活リズムの不調に関する相談』があり、2.3%(2,992人)は『あそびや非行に関する相談』があったとされています。

出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf

 

発達障害などの病気の関係

発達障害の影響で不登校になる子どももいます。

発達障害は、一般的に幼少期に現れる脳の機能障害です。

主な種類として、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、学習障害があげられます。

これらの影響でコミュニケーションをうまく図れず、周囲から困った子ども、自分勝手な子どもなどと誤解されて、居場所を失うことがあります。

 

小学生学年別不登校の原因

不登校の主な理由は、小学低学年、中学年、高学年で異なります。

ここからは、学年別の主な理由を紹介します。

 

1・2年生(低学年)

小学低学年に多い理由として、環境の変化があげられます。

小学1年生は、入学時に知らない環境へ1人で飛び込まなければなりません。

不登校になっても不思議はないといえるでしょう。

小学2年生は、多くの学校で初めてのクラス替えを経験します。

環境の変化に適応できない子どももいます。

また、保護者と離れることに不安を感じて不登校になる子どもも少なくありません。

この点も小学低学年の特徴といえるでしょう。

 

3・4年生(中学生)

小学3~4年生になると、嫌なことや苦手なことがきっかけで、不登校になる子どもが増えます。

例えば、時間内に給食を食べきれない、大きな声で注意する先生が怖いなどが考えられるでしょう。

授業内容が難しくなり、勉強についていけなくなることで、不登校になる子どももいます。

 

5・6年生(高学年)

小学高学年に多い理由として、いじめをはじめとする人間関係のトラブルがあげられます。

お友達だけでなく、先生との関係に悩む子どもも少なくありません。

また、授業の内容がさらに難しくなるため、勉強についていけないと感じる子どもも増えます。

成長に伴い、昼夜が逆転する子どもや通学に価値を見いだせない子どもが増える点もポイントです。

小学高学年は、不登校の理由が多様化する傾向があります。

 

不登校の子どもに親ができる対応

不登校の子どもに、保護者はどのように対応すればよいのでしょうか。

ここからは、保護者ができる対応を紹介します。

 

学校を休んでもいいと伝える

子どもが登校できない場合には、『学校を休んでいい』と伝えることが大切です。

多くの子どもは「学校へ行かなければならない」と悩んでいます。

保護者が『休んでいい』と伝えると、子どもは安心感を得られます。

子どもの行動を支持している、見守っていると伝えられる点もポイントです。

信頼関係を深められるため、子どもが悩みを相談しやすくなります。

不登校のきっかけを教えてくれることもあるでしょう。

 

子どもの話をきちんと聞く

耳を傾けて、子どもの話を聴くことも大切です。

「さぼっているだけ」などと考えて、話を遮ったり、聞き流したりすることはおすすめできません。

子どもを傷つける恐れがあります。

相槌を打ったり、要約を交えたりしながら、子どもの話を丁寧に聴きましょう。

耳を傾けることで、子どもの気持ちが軽くなったり、子どもが解決策を見つけたりすることがあります。

 

頑張りを認めて褒める

『学校へ行きたくない』という言葉は、子どもが悩み抜いて導き出した結果です。

多くの子どもは、学校へ行ったほうがよいことを理解しています。

また、保護者に怒られること、保護者を不安にさせてしまうことを心配しています。

これらを踏まえても、学校へ行けないため「行きたくない」と言っているのです。

一人で悩んで自分なりの結果を導きだした子どもの頑張りを、認めて褒めることが大切です。

『辛い思いをしていたんだね』『頑張って話してくれたんだね』といった言葉で、子どもの気持ちを解きほぐせる場合があります。

 

担任の先生やスクールカウンセラーとコミュニケーションをとる

担任の先生やスクールカウンセラーと継続的に連絡をとることも欠かせません。

関係を断つと、学校での様子を把握できず、家庭での様子も伝えられなくなり、孤立してしまう恐れがあります。

関係者と連携しながら、不登校にアプローチしていくことが大切です。

ちなみに、スクールカウンセラーは、臨床心理に関する知識・技能を活かして、学校で児童や保護者、教職員に相談、支援を行う専門家といえるでしょう。

不登校児童とその保護者に対する相談、支援も重要な業務のひとつと考えられます。

 

保健室登校や別室登校を提案してみる

学校に通える場合や特定の授業に出席できる場合は、保健室登校や別室登校を検討すると良いでしょう。

保健室登校とは、学校にいる間、主に保健室で過ごすことを指します。

「不登校=悪いこと」と考えてしまう子どもの罪悪感を軽減できる可能性があります。

個別のサポートを受けながら、生活範囲や人間関係を広げていける点もポイントです。

保健室登校や別室登校が復帰のきっかけになることもあります。

子どもに提案したい方は、担任の先生に相談するとよいでしょう。

 

不登校支援をしている団体に相談

不登校支援をしている、学校以外の団体に相談することもできます。

直接的な関わりのない団体から支援を受けられることが特徴です。

代表的な団体として親の会があります。

親の会は、不登校の子どもをもつ保護者の集まりです。

対等な立場の仲間と支えあえます。

この他にも、さまざまな団体が不登校を支援しているため、ニーズに合っているところを探してみるとよいでしょう。

 

フリースクールなどの学校以外の学びの場所を検討する

通学が難しい場合は、学校以外に学びの場を見つけることもできます。

一例としてあげられるのが、フリースクールです。

フリースクールは、不登校の子どもに対して学習支援、教育相談、体験活動などを提供している施設といえるでしょう。

フリースクールの主なメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 同じ悩みを抱えている子どもが通っている
  • 学校以外に子どもの居場所をつくれる
  • きめ細かな学習支援を期待できる

一定の要件を満たすことで、出席扱いになる点もポイントです。

子どもの新たな居場所となる可能性があります。

 

母子分離不安の子どもへの対応

母子分離不安は、母親(保護者)と離れることに強い不安、恐怖を感じる状態です。

ここでいう不安や恐怖とは、何となく怖い、何となく嫌だといった漠然とした気分を指します。

したがって、言葉で「怖くない」「寂しくない」などと説明しても、解決できないケースが少なくありません。

基本的な対応としては、一緒に過ごす時間を増やし、不安や恐怖を感じたときに頼れる存在になることが重要です。

安心感を与えることで、不安を軽減できる可能性があります。

 

高学年児童への対応

小学高学年は、自己肯定感や劣等感を抱きはじめる時期です。

したがって、できないことを避けるようになる子どもがいます。

長所を伸ばし、積極性を育てることが大切です。

また、子どもたちでルールを考えて、閉鎖的な仲間集団をつくる時期でもあります。

子どもが周囲に馴染めない場合は、自分を表現しやすいお兄さん、お姉さんとの関わりを設けるとよいかもしれません。

友達との関わり方を学ぶ機会となる可能性があります。

 

勉学と進路について

学業の不振、成績の低下が、不登校のきっかけになることもあります。

子どもが劣等感を抱かないように、学業についてもサポートをしていくことが大切です。

基本のポイントは、子どもの努力を認めることです。

「集中して勉強しているね」「すごくいい質問だよ」など、努力を認めることで子どもの挑戦を後押しできます。

保護者が成績を評価しないこともポイントです。

成績だけで評価すると、高得点をとれなかったときに、子どもがやる気を失ってしまう恐れがあります。

結果ではなく、努力の過程に注目することが大切です。

 

不登校の小学生にやってはいけないこと

続いて、不登校の小学生と接するときに、保護者が注意したいポイントを解説します。

 

無理やり学校に行かせる

子どもから「学校へ行きたくない」といわれて、ショックを受ける方が少なくありません。

状況を変えるため、小学校へ無理やり行かせようとする方もいるでしょう。

気持ちは理解できますが、適切な対応ではありません。

根本的な問題が解決していないと、再び不登校になってしまう恐れがあります。

また、子どもからの信頼を失ってしまうことも考えられます。

まずは『学校へ無理に行く必要はない』と伝えることが大切です。

保護者がよき理解者になることで、子どもは自分の居場所を見つけられます。

 

問い詰める

現在の状況に働きかけるため、不登校の理由を知りたいと考える方が多いでしょう。

ただし、この思いが強くなりすぎると、質問攻めにして、子どもを追い詰めてしまいます。

子どもが不登校の理由を明確に把握しているとは限りません。

理由をうまく説明できなかったり、漠然と『行きたくない』と感じている場合もあります。

不登校の理由ではなく、子どもの気持ちに焦点をあてることが大切です。

 

今の学校にこだわる

不登校から復帰する学校は、今の学校が基本です。

ただし、今の学校にこだわらないようにしましょう。

不登校の原因を取り除けないと、復帰しても、再び学校へ行けなくなってしまいます。

不登校が長期化する可能性もあります。

思い切って転校を検討することも有効な対応策となります。

環境が変わると、楽しく通学できるようになることもあります。

 

子どもと距離を置く

子どもが話をしてくれなかったり、自分の部屋にこもっていたりすると、今は放っておくほうがよいと感じることがあります。

一見正しい対応に思えますが、子どもと関係を断つことは避けるべきです。

子どもが「見捨てられた」と感じてしまう恐れがあるためです。

自分の気持ちをうまく伝えられないなどと、悩んでいることも考えられます。

そっとしておく場合も、寄り添う姿勢を示しておくことが大切です。

 

小学生時代に不登校だった子どもは中学生になっても不登校になる可能性が高いのか

文部科学省が発表している資料によると、令和4年度に不登校だった小学6年生は30,771人、令和5年度に不登校の状態が前年度から継続している中学1年生は20,586人です。

令和4年度に不登校だった小学6年生のうち、約67%が中学校入学後も不登校の状態を続けています。

不登校だった小学生は、中学生になっても不登校になる可能性が高いと考えられるでしょう。

ただし、すべての子どもが不登校を継続するわけではありません。

約33%の子どもは、登校を再開しています。

出典:文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」
https://www.mext.go.jp/content/20231004-mxt_jidou01-100002753_1.pdf

出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_1_2.pdf

 

不登校から一歩進む具体的なステップ

不登校の子どもが元気を取り戻したら、次の一歩を踏み出すタイミングかもしれません。

ここでは、次の一歩の踏み出し方を紹介します。

 

好きなことをさせる

子どもに好きなことがあれば、没頭できる環境を整えてみてはいかがでしょうか。

具体的な取り組みの例として、お絵描き、楽器の演奏、昆虫採集、動物の飼育などがあげられます。

好きなことに熱中し、褒められた経験は子どもの自信につながります。

また、取り組みの過程で、新たな学びを得られることもあるでしょう。

 

勉強に興味を持たせる(本人が嫌がらなければ)

子どもが嫌がらなければ、勉強に興味をもたせる工夫をしてみましょう。

子どもが好きなことと勉強を関連付けると、興味をもちやすくなります。

例えば、算数の問題に登場する人物を、子どもの好きなアニメキャラクターに置き換えるなどの工夫が考えられます。

取り組み自体を褒めることで、やる気を引き出せる場合もあります。

自宅で勉強を続けることで学習の遅れを補うことができ、登校への準備が整いやすくなります。

 

家以外の居場所をつくる

家以外に子どもの居場所をつくることも、次の一歩を踏み出す方法です。

居場所の例として、フリースクール、スポーツクラブ、学習塾などがあげられます。

新たな居場所を見つけることで、他者とのコミュニケーションスキルを学べるきっかけになります。

ただし、子どもに無理をさせないことが大切です。

子どもが興味を持てる居場所を探しましょう。

 

不登校の解決策は小学校への登校だけではない

ここでは、小学校の不登校について解説しました。

不登校の主なきっかけとして、環境の変化や人間関係のトラブルがあげられます。

子どもが「学校へ行きたくない」と言っているときは、子どもの話をよく聞いて、関係機関と連携しつつ対応することが大切です。

また、小学校への登校だけが解決策ではありません。

原因を取り除けない場合は、フリースクールなどの活用を検討するとよいでしょう。

フリースクールをお探しの方は、一人ひとりに寄り添うコーチングを大切にしているアソマナ学園にご相談ください。

小学生の92%が自ら学校への復帰を選択しています。