K-ABC-Ⅱ検査
得意・不得意を見つけることができる
お子さまがなかなか勉強しようとしない。
ある教科はすごく良いのに、ほかの教科はまったくできない。
これらは、勉強法が合っていなかったり、本人の得意・不得意などが影響している可能性もあります。
もっと勉強したいと思ってもらうにはどうしたらよいのか、どんな勉強法が合っているのかを知る方法として、K-ABC-Ⅱ検査というのがあります。
勉強が苦手なお子さま向け知能検査
科学的な根拠に基づく検査でお子さまの得意・不得意を数値化します習熟度は、語彙、読み、書き、算数の検査項目があります。

知能検査では唯一
基礎学力を
測定する検査

得意・不得意を
数値化するから
学習法に迷わない

学習教材の強みを
生かした学習
支援法を提供

Point1
知能検査では唯一
基礎学力を
測定する検査

Point2
得意・不得意を
数値化するから
学習法に迷わない

Point3
学習教材の強みを
生かした学習
支援法を提供
K−ABC Ⅱ は、学習支援を目的として「認知処理」と「習得度」の2つから知能を測定します。
認知度は新しいことを覚えたり、対応したり、情報を処理する能力。
習得度は読みや書き、どこまで学習しているか、学力をあらわします。
2つの検査から、平均を100として、100以上または100以下の点数かどうかで発達水準を判定します。
そして、どの部分の点数が高いか低いかによって、どのような勉強方法がお子さんに合っているのか、学習支援の方法や教材のアドバイス、お子さまに合った学習プログラムにアレンジするなど結果を踏まえた家庭学習支援を提案します。
検査結果の見方
認知総合尺度>習得総合尺度の場合
認知総合尺度の得点と習得総合尺度の得点を比較したときに、認知総合尺度の得点が高い場合、数や言語に関する知識・技能の獲得に際して、認知能力を十分に生かしきれていないと読み取ることができます。 このような場合、認知能力を発揮できるように、学習への意欲・興味、学習習慣、教室や家庭の環境調整などを行い、環境面でやる気を高めていけるような支援を計画していく必要があります。認知総合尺度<習得総合尺度の場合
認知能力を十分に生かして数や言語に関する知識・技能を獲得していると解釈することができます。 また、認知総合尺度と習得総合尺度の数値がかけ離れている場合(認知が80で習得が100など)、学習における負担が高すぎないか、丁寧に見取ることが必要です。 この場合、本来持っている認知尺度以上に勉強を頑張って今の水準にいる可能性があるので、本人にとっては、「無理して頑張ってついていっている」状態に陥っている恐れがあるためです。例えば『漢字が覚えられない』
2人のケース
同意優位型
- 全体を踏まえた教え方をする。
- 全体から部分へ焦点化していく。
- 視覚的手がかりを重視する。
- 空間的手がかりを重視する。
意⇒「立・日・心」をそれぞれパーツに分けて組み立てる
縦次優位型
- 段階的な教え方をする。
- 部分から全体へ広げていく。
- 聴覚的手がかりを重視する。
- 言語的手がかりを重視する。
意⇒「たつ(立)ひ(日)のこころ(心)」と声に出す
